2012年 02月 05日
今年も、待ちに待った天の戸祭りが本日開催された。 厳しい寒さ、雪に見舞われている秋田県横手市ですが、この日だけは小さな町浅舞が熱い。 昨年の秋に収穫された酒米で仕込んだ新酒のお披露目を兼ねたお祭りです。 今年も、美味しい新酒はもちろん、手作りの料理や甘酒などが振舞われ小さな蔵は人々の熱気で満ちあふれていた。 毎年のことですが、心温まるおもてなしはここを訪れるお客さんの顔を見ればすぐにわかる。 近所の常連さんや隣県、遠くは関東からのお客さんもいたようだ。 極めつけはNHKの本社より取材がきており、僕もインタビューされたが、果たして採用してくれるだろうか? ちなみに、2月14日のゆうどきネットワーク?夕方のニュースで全国ネットで放送されるようだ。 それでは、蔵の様子を撮影してきましたのでお楽しみください。 屋根には1m近い雪が積もっています。 写真でご覧いただけるだろうか。除雪車が入れない細い道は道路中央から水が流され雪を消しています。 外気とかわらない蔵の中はとても寒い。古い建物ゆえあちらこちらから隙間風が吹いてくる(笑い。 そんな、寒い蔵の中で唯一暖かいところ、それが麹室です。 人間のためではなく、麹菌のための室温は35℃湿度は35%と外とは別世界です。 黒光りする柱や太い梁、大きなタンクが並ぶ仕込み蔵、お酒好きにはたまらないいい香りがします。 お酒が弱い人は匂いで酔ってしまうかも。一緒に回った方から「ここで暮らしたい」なんて、言っている方もいました。 歴史を感じる蔵はうまい酒造りの証。 い~い香りしませんか? 槽口から滴り落ちる。一番搾り。ささにごり。出来たてをいただきます。 まぁ~んずっ、うめぇごどっ、こでぇられねぇ。 思わず秋田弁が出てしまいます。(笑い。 左に写っている蔵見学用のキャップをかぶったおじさんの表情がいいので思わず載せてしまいました。 今年も手作りの料理と出来たて搾りたての新酒を心お気なく頂いてきました。 せっかくなので、本日の手作りメニューを紹介しましょう。 タラの芽のてんぷら 酒香寿(さけかす)・鶏おから団子入り 鶏肉の味噌粕漬け いぶり大根のワサビ漬け風味 香寿豆腐ケーキ おいしい秋田のお酒が今年も全国に旅立って行きそうです。 ここ天の戸さんはニューヨークやシンガポールなど海外でも売られており販売も伸びているらしい。凄いですね。 今年もおいしいお酒をごちそうになり、この天の戸祭りが過ぎると雪深い秋田も春がもうすぐそこまで来ている気がします。 今は冬眠しているエスも目覚めツーリングの季節が待ち遠しい今日この頃です。
by kintarou776
| 2012-02-05 17:42
| 秋田の酒蔵
|
Trackback
|
Comments(0)
|
アバウト
カレンダー
ブログパーツ
お知らせ
カテゴリ
最新のコメント
以前の記事
2022年 04月 2021年 06月 2021年 04月 2020年 10月 2020年 09月 2020年 06月 2020年 05月 2020年 04月 2020年 03月 2020年 01月 more... フォロー中のブログ
焚き火を囲んで眠るような話 モーティブ通信 おまつり本舗・店主のbl... モーターサイクルとオープ... NEO なるっちの一日 バイク日記! ピラタスの丘ペンション村ブログ 由利本荘在住親父の独り言 さぬき写真工房 Daily Life Roaster with... 外部リンク
最新のトラックバック
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||